ハイアーセルフは個を超えた、全体性からなる意識

ハイアーセルフを日本語にすると、「高次の自己意識」とよく表されています。

 

パドゥマナではハイアーセルフについて、高次の自己意識のみならず、私たちが本来何者なのかに気づかせてくれる、 「 個を超えた全体意識 」 と捉えています。

 

ハイアーセルフと真につながるならば、それは単なる個人の高次意識のみではなく、光と闇、正しい間違いといった二項対立を超越したオーバーセルフ、全体性からなる宇宙意識であることが分かります。

 

そしてこの私たち自身という個を超えたこの広大な視点領域であるオーバーセルフや宇宙意識は、本来私たちが「純粋な大元の意志そのもの」であり、「大宇宙の神羅万象のはたらきの現れ」であるという壮大な本質への気づきをも、もたらしてくれます。

この広大な視点領域と一体となることで、自分自身を客観的に捉え、自己客観を深めることで他者客観をかなえ、やがて私たちの集合意識や本質を捉えていくことへとつながっていくのです。