感情の受容と、多角的視点の重要性

様々なワークを学んだ方なら、ご自身のネガティブな観念や感情を認知し、なんとなく理解出来ているはずです。

ご自身のネガティブな意識を認知しているにも関わらず、長い間変化に至らないのはなぜでしょう?

それは、「深いレベルの理解」ではないからでもあります。

そしてそれらをただ傍観し、何かの幸運によって癒しが自分に起こるのを待っているだけでは、残念ながら現実や未来は変わりません。

 

 

 1、感情を受け入れていない

・「もう終わったこと」と幕を引いているつもりになっているが、トラウマとして感情的な痛みがずっと残ったままでいる。
・感情に向きあうと辛い体験を再体験するような気がして、他の何かをすることで誤魔化している。
・感情を抑圧して、なにか別の仮面(ペルソナをかぶり続けている。 

 

2、多角的な視点の欠如、思慮に欠けている

・「良いか悪いか」「正しいか間違っているか」といった、単純な視点に基づく安易な二元的発想となっている。
・自分自身を客観視することが出来ない。その方法もよく分からない。
・思いだけが先走るばかりで、いざ自分を変えようと思っても無意識のうちに同じパターンを繰り返すだけで終わっている。
・感情的でいつも落ち着きがないため、エネルギーが散漫になって自己内観する集中力がない。
・自分は多角的な視点を持っていると、たかをくくっている。

 

3、行動を起こしていない

・感情に向きあわず多角的視点も持たずにいたことで、根深い自己否定に陥り、他人の評価を怖れて行動出来ない。
・その怖れを「面倒」だという気持ちに、安易にすり替えて誤魔化している。
・どうせうまくいかないと諦め、勇敢さを持てていない。
・どう行動したらよいか分からない。

 

4、霊的エネルギーのブロックや、その影響を受けている

・憑依的なエネルギーの影響からうっ滞している。
・過去生などパラレルからの影響によって、うっ滞している。
・家系や先祖からの影響を、肉体意識を含め、感情や観念など様々なレベルにおいて引き受けている。

 

また、<思考に基づいた>潜在意識の内観・自己分析にはまり、前進出来ないでいる方も多くお見受けいたします。
思考に基づいた在り方から、心理セラピーやスピリチュアリティ、ヒーリングをどんなに学び続けても、そもそも思考は〈二元性からなるエネルギー〉です。
沢山のセラピーを受けたり、自己分析・他者分析が容易に出来たとしても、それらを思考で受けとめている限り、結局はとらわれたままとなってしまいます。